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プラント配管工事は難しい!その難しいとされる理由を解説!

プラント配管工事は、一般的な工事以上に難しいとされています。

確かに一般的な各種工事も難しい一面を持っていることは否定しません。

 

しかし、プラント配管工事は様々な面で難しい一面を持っていることは確かです。

今回は、なぜプラント配管工事が難しいのかについて解説していきましょう。

 

プラント配管工事は技術を中心に難しい面が多い

プラント配管工事は難しい面が多い工事とされています。

その理由は次の点です。

 

1・扱うものが様々
2・特殊な技術を要する
3・設計自体が難しい

 

もちろん、他の工事も似たような難しさはありますが、他の工事にはない難しさもプラント配管工事にはあるのです。

これら3点についてそれぞれ解説していきましょう。

 

プラント配管工事が難しいとされる理由3点

最初に扱うものが様々である点が挙げられます。

一般的な配管工事だと現場で扱うのは給排水やガスといった3ないし4種類程度のものを通す工事になります。

そのため、扱う内容がある程度決まっている面があるのも事実です。

 

一方、プラント配管工事で扱うものは多彩です。

給排水やガスだけでなく薬品や粉類、ジェルのような物質、ごくまれですが放射能を含むものを通す配管を施工するケースすらあります。

 

簡単にまとめると液体であれば飲料水や排水だけでなく飲用に適さない雑用水や高温で流れる熱源水といった液体を流します。

 

気体の場合は、一般家庭で利用されるような燃料ガスだけでなく、蒸気や冷媒、空気、高圧の酸素、特殊な気体など中を通す気体の性質によって施工方法がまるで異なるので注意が必要です。

 

プラント配管は食品工場や薬品工場でも施工するため、薬品や原料など粉体と呼ばれる物質も配管に通します。

この粉によって送り方も変わってくるので、一様の工事ではうまく機能しません。

 

特殊な技術も要します。

事業所の設備に欠かせない特殊な配管を製作、加工し、さらに設置します。

 

そのため、溶接の技術も高い精度が要求されるだけでなく、現場の状況にあわせて特殊な溶接や設置を求められることも少なくありません。

仕事としては、応用力が常に求められます。

 

設計自体も困難です。

プラント配管工事では、薬品や特殊ガス、有毒な物質の溶解水が流れる配管などを多く取り扱う側面があります。

 

安易な配管設計を行ってしまうと、流出事故や労働災害を引き起こしてしまうことが少なくありません。

そう言った理由から配管の取り扱い方や安全面への配慮といったことも視野に入れ、さらに機能するための効率的な設計が求められます。

 

そう言った意味で、一般的な配管工事の設計よりも難しいといえるでしょう。

 

プラント配管の分野ごとの注意点

最後にどんなことに配慮してプラント配管が行われているのか、液体、気体、粉体ごとに解説しましょう。

まず、液体のプラント配管についてはできるだけ短くすることと傾きを工夫して空気が入らないようにすることです。

 

効率よく、しかも中の液体の変質を最小限にするために重要です。

やむを得ず空気だまりができてしまう場合は空気弁を設置します。

また、凍結にも注意して配管破損を防ぐ措置が必要です。

 

気体は配管口径です。

口径が不適切だと、熱損失が発生したり十分な圧力が保てないため、配管が進まなくなります。

こちらも保温工事を考慮します。

 

粉体は、一般的な配管工事では扱いません。

さらに、吸引配管方式と圧送配管方式といった特殊な移送方法を採用して施工します。

つまりをなくすための工夫を施したり、カーブの少ない設計が求められます。

 

まとめ

プラント配管が難しい理由として、扱うものが特殊であることや設計に知識が必要なこと、複雑な形状を施工できる技術力が求められることが挙げられます。

 

これらの技術は、専門の会社で学ぶことで身に付けられますが、難しいことに変わりはありません。

腰を据えてチャレンジしてみましょう。

 

福岡のプラント配管工事は株式会社 小鶴工業にお任せ下さい。


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