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生産業に欠かすことのできない流体を流す配管の種類を紹介

生産業(製産)において欠かすことのできないプラント配管についてご紹介します。

化学工場、食品工場、製鉄所などによって必要になる配管の種類は異なります。では、詳しく見ていきましょう。

 

プラント配管・設計とは

プラント配管とは、さまざまな施設において流動させる管(パイプ)になります

施設に適した設計でなければ、いくら施工しても接続不良となり、うまく機能しません。

 

プラントの配管・設計では、化学工場や食品工場、製鉄所といった施設特有の配管を製造し、それをレイアウトすることをいいます。

上下水道は水道管内を通ります。水だけでなく、熱湯、ガス、液体などもプラント配管内を通っています。その通りをスムーズにするにはプラント配管設計(レイアウト)が大事になります。

 

プラント配管3種類について

管と一口に言っても、大きく分けると「液体配管」「気体配管」「粉体配管」の3種類があります。

それぞれに最適な設計でオーダーメイド配管を施工しなければなりません。

 

例えば、食品工場では小麦粉や片栗粉などを流すために粉体配管を設計して施工します。

ですが、粉末は詰まりや角に溜まりやすいためプラント配管の形状で対策しなければなりません。

 

化学薬品が通る液体配管なら、高温の環境や漏れ出さないために真空環境などに耐えるプラント配管でなければなりません。

では、種類についてもう少し詳しく見ていきましょう。

 

液体配管について

液体を流体とする配管です。液体には2種類あり「水」と「油」に分類されます。

水配管の流体には、飲料水、雑用水、排水などがあります。

 

しかし、この流体は冬季には凍結に注意が必要です。対策として、配管レイアウトを考えなければなりません。

例えば、プラント配管を短く設計したり、空気が溜まらないようにレイアウトします。

 

気体配管について

空気、蒸気、冷媒、燃料などの気体を流体するための配管です。

私たちの身近で言うならば、エアコンの室内機と室外機の間で冷媒を流す配管も気体配管になります。

 

粉体配管とは

小麦粉など、粉調味料を流すための配管です。用途も大きく3つに分けることができます。

 

1つは、小麦粉や粉調味料など、その原料が粉体であるもの。
2つ目は、錠剤など原料が粉体であるもの。
3つ目は燃料や触媒のように製造工程で粉体を使用するもの。

 

このようにプラント配管でも、管内を流れる流体はまったく異なります。

それだけに、プラント配管設計がもっとも重要な働きを行います。

 

プラント配管工事について

プラント配管は、製造する製品により配管内を流動するモノが異なります。

水、油、ガス、粉など、種類が異なるため、配管の材質もそれに適応しなければなりません。

 

プラント配管の製造については、さまざまな検査を行います。

検査に合格しても、耐圧気密試験に不合格なら最初からやり直しとなります。

 

圧力に耐えるだけでなく、材質によって加工する道具も異なります。

完工後は、安全に流動させるためにプラント配管技能士が施工に関わります。

 

打ち合せを繰り返し、棒芯の指示に従い製作します。材質や圧力などを再確認しながら、パイプやフランジが指定されたものか、寸法と角度に間違いはないかを確認ながら溶接します。

 

設計から施工にミスは許されないため、プラント配管工事は専門業者でなければ務まりません。

 

おわりに

プラント配管についてご紹介しました。

プラント配管設計から施工、メンテナンスまでができる会社については、知識や技術、実績多数となる会社ばかりです。

 

今後、益々必要になる設備工事になるので、興味があるなら、配管技能士について調べてみてはいかがでしょう。

 

福岡のプラント配管工事は株式会社 小鶴工業にお任せ下さい。


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